鼻水・鼻づまり解消生活!

鼻の病気・症状

鼻炎とは鼻粘膜の炎症

鼻の病気として代表的なものは鼻炎ですが、鼻炎とは広い意味で鼻粘膜の炎症のことを言います。

 

鼻炎の具体的な症状としては、鼻づまり、鼻水、くしゃみなどが挙げられます。

 

このような症状がひどくなると、脳に酸素が行き渡らなくなるため、集中力が続かなくなったり、頭の回転が鈍ったりします。また、口で呼吸をしがちになるので、空気中のウイルスやホコリが体内に侵入しやすくなり、何らかの病気が引き起こされる場合も考えられます。

 

それ以外にも、食べ物の匂いや味が分かりにくくなり、生活の質そのものが低下してしまいます。

感染性の鼻炎とは?

感染性の鼻炎で代表的なものといえば、急性鼻炎と慢性鼻炎が挙げられます。

 

感染症の鼻炎を引き起こす主な原因物質は病原微生物です。風邪のウイルスに感染した時や、疲労が蓄積することによって鼻粘膜や全身の抵抗力が弱まってしまった際に細菌に感染して起こる場合があります。

 

症状は、鼻水や鼻づまり、頭痛や頭重感を強く訴えることなどがあります。

アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎には、一年中症状が続く通年性のものと、特定の季節に症状が出る季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)があります。

 

アレルギー性鼻炎は、外因性のアレルゲンが病気を引き起こすことに特徴があります。

 

通年性のアレルギー性鼻炎の場合は、主にハウスダストやダニなどがアレルゲンとして挙げられますし、季節性の場合は、早春の頃に大量発生するスギ花粉などが、アレルギーを引き起こす原因です。

 

アレルギー性の鼻炎は、感染症のものと違い、においがよくわからなくなる嗅覚異常を訴える人がたくさんいるとされています。

それ以外の鼻炎

刺激性が強く熱い食べ物(ラーメンやカレーなど)を食べた時や、冷たい空気を吸った時にも鼻水がたれることがありますが、これも鼻炎の一種だと言われています。


また、鼻づまりを解消するための血管収縮薬を乱用した時や、気管支拡張薬や降圧剤、避妊用ピルや抗うつ剤を服用した際にも鼻炎が起こることがあります。


それ以外にも、汚れた空気を吸い続けたために起こる刺激性の鼻炎が、特定の職業に見受けられます。